IN Cosmeticsの掲載ページにて面白い記事を見つけたので紹介します。
場のおいて伝統的(Traditional)な特徴やトレンドが現代的(Modan)な製品を取りいれられるようになってきたことに注目した記事です。
参照元:https://connect.in-cosmetics.com/regions/in-cosmetics-asia/traditional-vs-modern-beauty-treatments-road-to-in-cosmetics-asia/
この記事では、COVID-19 によって、末端消費者のライフスタイルが変わったことにより、環境への配慮とセルフケアへの注目が高まった結果伝統的なトレンドを取り入れた最終製品が目立ってきたといわれております。
目立ってきた伝統的なトレンドとして紹介されているのは、アーユルヴェーダ・TCM(漢方薬)・オーガニック成分・クリーンビューティの4つです。
心と体と魂をつなぎ合わせることで、健康を促進する古代インドの研究成果の一つだそうです。
たまに聞くワードですが、筆者もこの記事を通して、アーユルヴェーダとなんぞやと知りました。
韓国のCICAトレンド影響でよく見るようになったツボクサなんかが、アーユルヴェーダに該当する植物だそうですね。
この記事曰く、過去3年間にわたって、アーユルヴェーダ製品の売り上げは世界的に増加しているそうです。
TCM(漢方薬)
中国4000年の歴史・・・ではないですが、日本でもおなじみの漢方です。
高麗人参とかのイメージですね。
この記事でも漢方薬をモチーフにした化粧品のサクセスストーリーとして、高麗人参のエキスを採用したクリーム製品を取り上げています。
筆者が思うに、日本だとこの類の原料を使って製品作ると、前職の経験談的に、うっかり部外品に収載されていない医薬品成分を使ってしまいそうで怖いなーと。
オーガニック成分
当たり前といえば、当たり前のトレンドだなと思います。
Euromonitorという調査会社さんによると、消費者の55%は化粧品を買う際に天然成分が入ったものを探す。
41%は環境にやさしいもの探す。
39%はオーガニックなものを探すそうです。
あとオーガニック市場は、ずっと成長し続けているそうです。
9年間で2桁成長・2025年には250憶ドルの市場価値に!
ロレアルさんがドイツの会社LogocosNaturkosmetikAGを買収したのも、青天井な市場だという見込みがあったからかもしれないですね。
クリーンビューティ
『クリーンビューティ』の意味って、オーガニックな成分で美しくなろうって意味だと最初勘違いしてましたが、(完全に名前に騙されてました)
正しくは、環境に害を与えずに美しくなろうって感じの意味合いなのですね。
著名人(某テニス選手)が活動の中心になって進めているのだとか。
何をもって環境に害を与えないとするのか難しいところですが、立派な活動ですね。
この記事のくくりでは、美容業界の発展と共にこれらの4つのトレンドも成長が予測され、
特に今後次代を担うミレニアル世代に好まれるのではないかとの予測を立てています。
K-ビューティ(韓国美容トレンド)もミレニアル世代がその発起人となったそうなので、期待が持てますね。