でも・どりーまん

30代後半(blog開始時)の子会社サラリーマンのブログです。日々の思い出から仕事のことまで。なんだかんだで化粧品OEM業に戻ってきたので制度とか業界事情、景気も含めて駄弁ります

化粧品開発展2024に行ってきましたよ

さて、久しぶりの展示会。何年ぶりでしょうか笑

コロナ前の開発店のイメージはあったものの久々に行ってみるとまるで別物でした。今までのはどっちかというと外国人多めな感じだったのですが、今回のは、日本人多め。以前が外国人:日本人=4:6。今回のは、1:9もしくは、2:8くらいのイメージというとわかりやすいのではないでしょうか。要因としては、出展社に占める海外企業の割合が低いことかもしれません。海外企業ブースの面積が思いっきり減ってましたからねー。もしかすると中国経済軟調化も大きな要因かもしれません。🥲

 

ただ、COSMAXのブースは例外です。入場を制限しているのか、ブースを囲うように長い長い列ができてました。さすが、世界のCOSMAX。日本化粧品のOEM業界地図が変わる。いや、変える力を持っている外資の参入ですので、皆さん目が離せないのだと思いますね。いや私も見たかったなぁ。時間がなくて並んでいる途中で、列を離れました。笑 化粧品受託の上位は、ここ最近は不動ですので、個人的には革命を起こしてくれることを待ってます!!切に!😅

 

半日の時間を使いましたが、全然足りないですね。ちゃんと回るなら1日半はほしい!

😀

 

 

読了:真実をお話しします

 必ず2回読み直したくなる、自分の認識を確かめたくなる短編詰め合わせ。(ネタバレなし)

 

「真実をお話しします」を読み切りました。ウェブ漫画になっており、有名らしいですね。ベストセラーランキングになっており、平積みされていたので、新幹線移動のお供に本屋で購入。電子書籍派ですが、紙のほうがはかどりますね。

 

短編小説数本の構成だったので、よむペースを作りやすかったのが印象的でした。特に血液型と絡めた話は3回ぐらい読み返しましたね(どんだけ理解せずに読んでんねん(笑))読むペースにもよりますが1話20分程度あればいいかんじ。会社の昼休みでも読めました!

 

個人的には、表紙の子供の絵がなんか怖いのでよむまで少々しり込みしていましたが、今では強く勧めたい一冊です。

 

 

読了:推し、燃ゆ

 

新幹線で名古屋に行くことがあり、新幹線の道中暇なので買ってみました。瞬く間に読み終えてしまいました。さすがベストセラー本。

 

ご存じの方も多いと思いますが、主人公の女子高校生の推しが炎上してしまって。。。。 という話です。正直、「推す」という感覚がわからない40代おっさんなので、ある意味感情移入できず淡々と読み進めてしまった気がします。推す というところまで私は物事に熱中していないのかな?と思っちゃいましたね。そのため、正直序盤はそんなに推すということのシリアスな部分を全然想像もしないままライトにとらえられていたと、読み終えて考えさせられます。

 

中盤に行くにつれて、推す ことが生活の中心であり、推すことが人生であるくらいのウェイトを主人公にとっては占めているのだとわかり始めるにつれて、だんだん読むのがつらくなってきましたね。推し ができてしまったことが主人公の立場・生活を苦しくさせる要因だったのか?それとも、推し にすがらずには生きていけない環境であったことがこのエンディングに導いてしまったのか、家族の理解があれば適切な処置や治療を受け平和だったのか、推し が炎上しなければ推すことによって穏やかな生活がおくれていたのか、IFルートを考えずにはいられないですね。

 

印象に残った部分としては、「推せなくなったらそれが余生」 みたいな言い回しがあって、読んでてぞくっとしました。私事ですが、ハッピーエンドよりもバッドエンド好きです。なので、よかったねちゃんちゃん みたいな流れで終わらずに、余韻を残す終わり方がすごくいい。

 

また、全体を通して思ったのは、心理描写が大変丁寧。推すことを知らない私でも、推すことの一端を垣間見れたので、有意義な読書となりました。