転職の面談で必ず聞かれるのが、なぜやめるのか? やめようと思ったのか?
転職経験も二回くらいしかない筆者ですが、転職時の面接はその十倍以上行きました。エージェントには、既に話しているので、履歴書とエージェントから渡っている書類見てくださいという話ですが、皆さん面接官は、直接聞きたいそうです。まぁ、真意や本気度に繋がる話題ですので、わかりますが、人によってはトラウマものだと思います。
私も例に漏れず、転職のきっかけになったエピソードは、非常に羞恥心と人間の尊厳を失うようなこと(いわゆる一種のパワハラ関連)なので、なるべく語りたくないなと思いつつ、転職活動していました。
そのときのエージェントさん曰く、聞かれても無理に言う必要はなく、本当に転職したい先であれば、聞き苦しい話かもしれませんが、と前置きして話した方が良いとのアドバイスをもらっていました。
筆者は志望度で以下の2ケースを使い分けていました。
▼詳細話さずに濁したケース
いくつかの面談では、上記事情を話し、納得してもらえるケースもあれば、首をかしげられることもあり、企業によって反応は異なりました。
▼詳細まで話したケース
かなりシリアスな話になり、根掘り葉掘り聞かれました。(多分、話もっていると思われたのかなと。)
企業により、度合いは異なりましたが、一期一会の話でもあるので、あんまり配慮はなかったですね。
いろんな企業で聞かれて話してみて、トラウマのきき方という点で、企業の対応や社風が垣間見えたので、得るものもあったなぁーという印象です。
結局どうしたのか?
なんだかんだでいろんな会社で面接し、話したり、話さなかったりを繰り返す中で、1度目の転職先の会社に出会いました。
一度目の転職では、担当された人事の方自身もトラウマ体験がある転職者で、事情理解いただき、最終面接でのみ話をしてほしいという流れになりました。
最終面接で、社長と取締役、営業部長の3人対1で面談。配慮ある聞き方をされる方々で、よい印象を持ったこともあり、その会社に入る一つの決め手になりました。
聞きづらそうなことは相手の対応を測る手段になる
この経験をするまでトラウマは嫌なものという印象でしたが、ある意味うまく向き合う機会になりました
(今までは思い返すたびに、「あぁぁぁあーーーーーーーーーーーー!!」とか声が漏れてましたw)
経験はなによりの宝ですね。良いことも悪いことも。